運転席シートにダメージがあり、ご相談いただきました。
乗り降りすることが一番多い運転席にダメージがあることが多いのですが、実際に見せていただきますと、一部に穴があいてきています。
ダメージが広がって大きくなる前に補修も可能です。
今回はお車が新しいので、補修ではなくシートの張り替えをご提案しました。
運転席シートのレバーの内側に穴が開いてきてます。
このまま使用していますと大きく破れてきます。
運転席シートを取り外してから、作業します。
運転席シートをマルっと外しました。
外したシートです。
シートカバーの取り付けより、シート生地の張り替えは手間がかかります。
シートの内側はスポンジでこのような感じになってます。
スポンジにも乗り降りのダメージが見られますが、穴の原因は別の所にありました。
シートレバーと骨組みの間に挟まれた部分です。
こちらに何度もレバーがあたった痕跡があります。
固い物に何度も挟まれて、穴が開いてしまったようです。
取り外したシートレバーです。
こちらの調整のレバーとシート骨組みに何度も当たってこすれたようです。
ドライバーポジションは一度調整した後は固定なので、乗り降りするときに当たってダメージを受けていると思われます。
同じことの繰り返しで穴が開いてもいけませんのでクッション材で保護しておきます。
レバーが当たる部分のこちら側も保護しておきます。
シート生地を取り付けます。
シートの張り替えの完成です。
シートを取り付けたら、シートベルトウォーニングランプなどの作動確認をします。